「ジワジワくる設計の意図」愛おしい実家に思いを寄せて

私の実家は、自宅と自営のアイロン台工場がくっついた併用住宅とゆうのか、住宅付工場とゆうのか、まさに町工場とゆうのがぴったりの建物であった。
まわりの建物もほとんどが、住空間と商いの空間を一つの建物に詰め込んでいた。
父の知り合いが設計をしたと聞いている。
今となって、やっと設計者のこの建物に込められた思いや仕掛けを感じる事が出来る。
今回はその気づきを書き留めてみた。
1.全体の構成
通常2つの用途を分ける方法として、上下に分ける方法と、縦軸で分断する方法があるが
うちの場合は縦軸で分断する方法をとったコンクリ-ト造2階建て。

2.導線
工場部分は不必要なものはなく、上下の動きがしやすい様に工夫されている。
(単純に荷物用のエレベ-タ-がついているだけだが、エレベ-タ-がなければ工場と住宅は