【設計豆知識:省エネ編】
国や住宅供給者がなぜ「省エネ住宅」を推奨ているのでしょうか?
その背景には世界温暖化をはじめとする地球環境問題があります。
地球温暖化の主要因とされるのは、増加し続ける二酸化炭素などの温室効果ガスの排出です。日本は世界の中で二酸化炭層排出量が上位を占めており、家庭は全体の13~16%と多いのです。
そのほとんどが給湯や冷暖房、家電製品からの排出で、これらの使用量を抑え、石油やガス、電気などの消費を減らす住まいづくりが必要なのです。
「省エネ住宅」の基本は、冷暖房エネルギーを最小限に抑えながら快適に過ごすために、冬は暖かく夏は涼しくする「断熱性」の良い住まいづくりが必要です。
そうした状況下で国が定めた法律が「省エネ法」なのです。
私たちはさらに高い省エネ性を目指す住宅として、太陽光発電などの創出と、消費エネルギー量が年間で差し引きゼロになる「ZEH」ゼッチを重視した住まいづくりを目指しています。
入船設計では「ZEHプランナー」登録をさせていただき、
これからの住まいづくりを未来の子供たちに必要な地球環境の一環となる為に日々精進させていただきます。
○省エネ住宅のメリット
1.ランニング費が削減できる
→家電や照明器具、給湯器などの採用でエネルギー使用量が減り光熱費が削減
2.快適な室内環境
→室内の温度差が少なくヒートショックの防止、高血圧症防止などの健康面でもよい
3.外気に影響が少ない
→断熱性が高いと一年中、外気温に影響されず快適に保てる
4.災害時にも頼りになる
→太陽光発電知るテクや家庭用蓄電池などの採用で災害時にも頼りになる
○[「ZEH」とは?]
・(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
:住まいの断熱性能を大幅に向上させ高効率な設備機器を導入し、省エネルギーを実現した上で太陽個発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅。
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